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シャア専用ナナフシ改

シャア専用ナナフシ改

「あの、ですねー。
赤色ならば何でもかんでもシャア専用なのですか?」
(「シャア」とは知る人ぞ知る、赤色が大好きな人物です)

いや、そうじゃない。
単に面白そうだから名を借りた、ただそれだけさ。

「となると、
このナナフシは通常のナナフシの三倍の性能を要するのですか?」

いやいや、
スペック(性能)は基本的には変わらないはずだよ。
ただ、他のナナフシのために自らを囮にしているくらいだから、自ずと鍛えられているのではないかな。
さすがに三倍とはいかないだろうが、十倍くらいは目立つのではないかな、赤は誘目性の高い色だしね。

「日本語がおかしいですよ…
そんなことより、シャアは自らが囮になっていたと思えますか?」

思わないけれども、演出の上では確かに目立つよね。

「ならば、オウゴンオニクワガタも目立つのですかね?」

それが不思議なことに、そのクワガタムシの生態はまだあまり知られていないのだよ。
カメラマンも見つけるのに苦労するみたいだしね。

「話は変わりますが、
鯛も赤色ですよね、ということは水中で目立つのですかね、それってかえって危険ですよね」

大丈夫みたいよ、
水中では赤色みたいな長波長の色は届きにくくて、その結果、赤色は暗褐色に見えるらしいよ。
つまり、赤色は水中では保護色なのだよ。

「あーそうかぁ、だから、水中の生物にもカラフルな種が多いのですね。
ここで質問です。
『海はもうひとつの宇宙』といいますよね、ということは宇宙空間でも赤は保護色なのですか?
だとするとシャアは卑怯ですよね」

そんなことワシは知らん!
宇宙に行ったことのある人に聞いてくれ。

話はナナフシに戻るが、
実はこの赤いナナフシはそれほど敵に襲われないらしいよ。
確かにパッと見は目立つようだが、実は鳥たちがその色になれていないみたいなのだよ。
なまじ色の判別できるがために、かえってその色に警戒心を示しているみたいだ。
だから、赤色になるには今がチャンスだぞ、と急いで赤色になりたがるナナフシたちがいる。
しかし、それらナナフシが赤色になる頃には、鳥側の目も慣れてきてしまっている。



こういうのを鳥瞰的見方というのだそうだ。

※名前にいつの間にか「改」がついているぞとお気づきの方は鋭いです。
そうです、この画像はscissorhands様に拝借させて頂いたものなのです。
scissorhands様、この度は画像使用の許可を頂きまして、どうも有り難う御座いました。

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