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マンフィッシュ

マンフィッシュ

「あいつ馬鹿じゃないの、ただ浮かんでいるだけだぜっ」

そういう夢想人も大勢います。

しかし、
夢想郷に棲む「マンフィッシュ(通称マンポウ)」のここに至るまでの過程は上記のような戯言をふっ飛ばしてしまいます。

「受けがたき人身を得て」

という言葉を聞いたことがあります。
それは、

「肉体をもってうまれるには、いったいどのくらいの関門が立ちはだかっていたか。それをどうにかして乗り越えて、ようやく手に入れたこの肉体をもって生まれる、与えていただくということが、どれほど大変なことか」

私の勝手な憶測ですが、
この「マンフィッシュ」という魚は地球で言う「マンボウ」のようなものであると思います。
(ちなみに、「マンボウ」は「サンフィッシュ」)

マンボウの産卵数は2億から3億だと聞きます。
つまり、
一見ただ浮かんでいるだけのあの「マンボウ」は2億(3億)分の1の存在であるともいえるのです。

このような、
「海に浮かぶ太陽の如く存在」に、存在価値は無いとか、しっかりしろといえますか。

「立所(処)皆真」
「己のいる場所が既に道場」
「自己とは経験そのものである」

以上のような、
偉大な先輩方の言葉が示すとおりに、一目したところは価値の無いようなことでも、考えようによっては、活かしようによっては、物凄く大切な宝となる可能性も秘めている。

それは必ずしも万人受けするものではない。
多くの命が、それぞれに独特の生き様を見せているわけであって、それはその場所に立ったものでなければわからないということも多々ある。

何もかも万人に適応させるということは、
すべてを操り人形にすることと大差ない。

すべての命が「万宝」であり、「万法」であるのです。

※ブログより引用

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