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夢想世界のピアニスト

夢想世界のピアニスト

蝶がピアノを演奏するだって?
ありえないよ、そんなこと。

本当にありえないのでしょうか。

「公園の木々のざわめきが聞こえませんか」

それと同様に、
多くの生物が何かしらを奏でているのです。

それは必ずしも耳に聞こえることではありません。

「音は耳ではなく、心で聞くものだ」

なんていう風習が夢想世界でもあるようですが、
なるほど……。

確かにピアニストと名乗ってはいるが、
手翼をバタつかせているだけで、
実際にはピアノからは音なんて出ていないのです。

蝶の羽ばたく姿から音楽を各自で想像しろということなのでしょうか?
羽ばたくとはいっても、その場でジタバタしている様にしか見えませんが、それは私の想像力の欠如が招くイメージなのでしょう。

「ふーん、音を心で聞けと言われてもね……、日常会話ですら、人の心の声を聴くことになれていない私にそんな芸当が出来るわけがない、ボツボツボツ……」

そう自覚している間はまだ大丈夫なのでしょう。

とはいえ、
人の心の声を真剣に聴くためには、
「自らは話さない」
という訓練を相当につまなければなりませんね。

我々はどうしても、
助言してあげたくなってしまいますからね。

話す才能は教育できても、
聴く才能を教育することは難しい……

かといって子供が聞き役としての才能を開花させてしまうと、後で困ったことになる……可能性もある。

それでは子供であって子供ではなくなってしまう可能性もあるから、ということでしょうか?

……うん。
そうなったら、そういう方向性で未来を見出すしかないだろう、ね。

人間はそう簡単には変われない………からね。

※ブログより引用(一部加筆)

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