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ヘビトンボ

ヘビトンボ

地上世界にもヘビトンボという虫が生息しているらしい。
名はトンボだが、実際にはアミメカゲロウ目の昆虫である。
幼虫は川などの石の下を生活の場としており、漢方薬として有名である。
ちなみにその漢方の名は「マゴタロウムシ」というのだそうだ。

命名者の孫の名前が太郎であることから、そのような名がついたかどうかは定かでない。
(私の妄想である)

地上世界の豆知識はさておき、
本日の夢想生物、その名も「ヘビトンボ」。

先ほどのヘビトンボと名前こそ同じで、見た目もそこそこ似てはいるが、全くの別物である。
前者は40mm前後という可愛い存在であるが、こちらは40cm前後という可愛いとは程遠い存在である。

名前の通り、こちらはトンボなのだが(えー、見えなーい)、何とヘビを捕食するという恐るべきトンボなのである。

蛇を手風の翼で結んでは、木に引っかける。
そしてカラカラに干からびたところで食べ始める。

その光景は想像しただけでもゾクッとするのだが、それよりも恐ろしいのは覚醒した後の「カラカラヘビ」の方である。

死と再生を潜り抜けたカラカラヘビの「ジャアジャア」という独特の音が聞こえたとき、その時には、捕食するものと捕食されるものの立場が逆転するのである。

そうなってしまったら、もはやヘビトンボは逃げる他はない。
残念ながら腕のように進化した翼は羽ばたく力を無くしており、万事休す……である。

運良く「夢想蜘蛛」の糸が垂れていれば話は変わるのだが……

※過去ブログより

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