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サボ手

サボ手

ふーう、ようやく発見できたよ。

其の名も「サボ手」。
夢想世界の闇砂漠に生息する仙人掌(サボテン)である。
しかし、どうやらまだのようである。

まだ棘が出ていない……

ということは、つまり、カクタスタッグビートルを発見するには時期尚早ということ。

このサボ手の華が咲くころ、その華の石鹸のような微妙な芳香に誘われて、カクタスタッグビートルが面倒くさそうに姿を現すのだ。

同時にサボ手からも大量の刺がニョキニョキと生え始めるのである。
綺麗な何とかには刺があるというが、確かにサボ手の華は鼻水が垂れるほどに美しいのだ。


そういえば先ほどから片手が光っているようである。
間もなく花が咲くということなのかな……

とはいえ、
ここでいう「間もなく」というのは、内的時間のことであるからして、どのくらいの時間を指しているのかは定かではない。

例えば、
バス停などで、
「間もなく何とか循環何とか回りが参ります」と言っておきながら、5分くらい待たされて、これのどこが間もなくだよっ!と、そうお怒りになっている方がおられるが、本当にその通りで御座います。

しかし、これは外的時間のことであって、
内的時間というのは、
人それぞれ異なっているのだ。

その時間というものは、
時計で測ることもできなければ、
一定のリズムで時が刻まれるわけでもない。

その時というのは、
自己創出的な独特な時を刻むのである。

そのような刻のことを「オートポイエーシス」と夢想世界で言われているのかどうかは定かではない……ことない。

※ほぼブログ(August 30, 2007)より

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