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カエルクワガタ

カエルクワガタ

「この得体の知れないクワガタムシは何です?
大顎が蛙の足に見えますよ」

おー、君いいこと言うね。
それもらったよ。

「何なんです、もらったって?」

そんなことはどうでもよい。
君の言うとおりこのクワガタムシの大顎は、蛙の足の機能を持っているのだよ。
つまり、平泳ぎが得意だというわけさ。

「質問があります。
なぜ、このクワガタムシは水中に新天地を求めるのですか?」

それは、
「なぜ人類が宇宙に憧れるのか」ということと大差がないな。

では、それは何なのですか?

なんとなく、だ。
「そんな無責任なことを言わないで下さいよ」
と君は言うだろう。
確かに無責任なことを私は言ってしまったが、では人類が宇宙に憧れることは無責任ではないというのかな。
「地球を汚して、次は宇宙も汚すのか。地球の優しい自然災害ですら恐れているのに、宇宙の災害は怖くないといえるのか…」

………

「それでも、いろいろな可能性に挑戦するのが我々に課せられた使命なのではないですか?」

挑戦のみが進化とは、私は思わない。

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