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プラネット・クワガタ

プラネット・クワガタ

まるで何かを抱えていたかのように、
体が丸く硬直している…
不自然なクワガタムシ。

その名も「プラネット・クワガタ」というのだそうですが、しかし、その「何か」が何であるのかは、誰にもわかりません。

あらゆる分析や調査をして、
知ったかぶろうとしたところで、
わかるわけがありません。

或いは、
わかってはいけない、
わからないままでいるべきであると、そうも思います。
(現段階では)

何事も「~べき」という、
支配的且つ洗脳的な言葉は極力使わないように努力していますが、目に見えないものに対しては、時として、使ってもよいのではないかと、仕方なく使った次第で御座います。

さて、
私の戯言はどうでもよいとして、
「プラネット・クワガタ」なのですが、なぜか大顎の一部が球状に変化してしまったようであります。
(以前は立派な刺がたくさんあったようですが)

夢想人はそれを「プラネット病」と呼ぶのですが、まだ詳しいことはわかっておりません。

ただ、
ひとついえることは、
あの丸い何物かには多くの命が詰まっているということであります。
(病気も一種の命であると、夢想世界では考えております)

そこで治療が必要となるわけですが、
夢想世界の治療者たちは、
何でもかんでもやっつけようという治療は行いません。

それは、
病というものが、
時として、
精神の崩壊を招くということの、
その肩代わりとして、
身体に症状としてあらわれるという、

因果の可能性を大切にしているからであります。

「プラネット・クワガタ」の体は、
今は確かに蝕まれていますが、
しかし、

それは
「プラネット・クワガタ」が新たなる力を、
いえ、
本来持っている「真の力」を取り戻すための、
ひとつの方法である可能性をも秘めているかもしれないのです。

治療がかえって精神面の安定を崩壊させるといった、わからない人にはおふざけとしか聞こえないような、そんな事実も考慮する必要があるのです。

つまりは、
病が盾であるという考え方。



以上は、
私の心友でもある夢想生物学者の葉隠博士から聞いたお話でありますが、

「さっぱりわからない!」
というのが正直なところです。

しかし、
葉隠先生曰く

「わかるにはそれ相応の経験が伴う必要がある。だから、わからない人はわからないままでいいんだよ」

とはいえ、
彼の話にはいつも「カムフラージュ」がかかっており、本当、理解するのが困難で御座います。

すると彼は、

「頭で理解しようとするからわからないのだよ」

そう私に、
無言の追撃ちをかけてくださるので御座いますよ。

※ブログより引用

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